C言語でのプログラミングのための開発環境構築

エディタ - VSCode の導入

統合開発環境（IDE）、厳密には異なり、機能の一つではあるが、いわゆるプログラミングをするためのコード編集ツール、エディタを導入します。
実行環境、コンパイラ、テキストエディタがあればコーディングはできるのですが、それらの機能が一つにしたものがIDEと言えるでしょう。

IDEの一つとして有名なものとしてVisual Studio Codeがあります。他にもVisual Studio 2022やIntelliJ IDEA、Eclipseなどがあります。
特に理由がなければ以下のリンクからVSCodeをダウンロードしてインストールしましょう。

圧縮/解凍ソフト - 7-Zip の導入 (任意)

下記のリンクから7-Zip をインストールします。

コンパイラ - MinGW の導入

Windows向けにはGCC(C/C++コンパイラ)やヘッダファイルなどのパッケージがまとまっているMinGWがあります。

1. 上記のリンクを開き、x86_64-15.2.0-release-win32-seh-ucrt-rt_v13-rev0.7z を選択してダウンロードします。

1. ダウンロードしたファイルを 7-Zip もしくは OSデフォルトの機能で展開します。

1. 展開して作成されたフォルダx86_64-15.2.0-release-win32-seh-ucrt-rt_v13-rev0の中に入っているmingw64を任意の場所に移動します。ここでは Cドライブ直下にlangフォルダを作成し、そこに C:/lang/mingw64/ として移動しました。 Cドライブ直下を開くには、エクスプローラー -> PC -> 任意のドライブ名 (C:) より開きます。

システム環境変数のパスを設定する

次にC:\lang\mingw64\bin にコンパイラが入っているため、環境パスとして設定します。

1. 設定 -> システム -> バージョン情報 から システムの詳細設定 を開きます。

1. 「環境変数(N)…」ボタン を選択します。

1. 開かれたウィンドウの下側「システム環境変数(S)」 の 変数 Path をダブルクリックします。もしくは選択して「編集(I)…」ボタンをクリックします。

1. 「新規(N)」ボタン を選択し、入力欄が出てくるので先ほど移動したmingw64のbinフォルダを指定します。ここでは C:\lang\mingw64\bin を指定しました。問題なければOKボタンをクリックします。

1. 「OK」をクリックします。

コードを実行する

VSCode上で下記のコードを動作確認で実行してみてください。

#include <stdio.h>

int main() {
    printf("こんにちは, World!\n");
    return 0;
}